会社の種類ってどれくらいあるの?その違いとは?

2018年3月20日

皆さんは、会社と言っても、どのくらいの種類があるかってご存知でしょうか?

一般的に良く耳にするのは、「株式会社」ではないでしょうか。

株式会社は一般的な企業の商号によくついているものですね。

しかし、株式会社以外にも、会社の種類はいくつかありますので、ご紹介させて頂きたいと思います。

1.会社の種類

まずは、株式会社のような会社の種類は、どのくらいあるのか、名称と共に見ていきましょう。

① 株式会社

② 合同会社

③ 合名会社

④ 合資会社

いかがでしょうか?聞いた事ないな!と思われる名称もあったのでないですか?

ここではその他の法人となる財団法人や、社団法人、NPO法人は割愛させて頂きますが、それ以外の法人でも、会社としてはこのようなものがあるのを、まずは覚えて頂けたらと思います。

2.責任の種類について

実は、上記の4つの会社には、2つに分けて責任があります。

1.2の株式会社・合同会社は有限責任。

3.4の合名会社・合資会社は無限責任となっております。

これはどういう事か?と思われた方もいらっしゃると思いますが、有限・無限とは、責任に対して限度が「有る」「無い」で考えて頂ければわかりやすいと思います。

つまり、株式会社と合同会社には、何か責任を負わなければならなくなった時、その範囲にも限度があるのですが、合名会社と合資会社のように、無限責任の場合は、無限で責任を負う必要があると言う事なのです。

この4つの会社の大きな違いは、この責任にあると思って良いでしょう。

3. 4つの会社とその他の違いについて

上記では有限責任、無限責任について上げていますが、その他にも細かな違いがありますので、いくつかご紹介しておきましょう。

まず、決算の公表についてですが、①株式会社だけとなっています。

また、役員に任期についても①株式会社が最長10年なのに対し、他は「なし」となります。

更に、よく耳にする「株式」についてですが、これは①の株式会社独自となっており、株式会社は株式を公開できるのに対し、その他の会社は公開できません。

認知度としては、高い物から順番に①→②→③④と言う風に、低くなると言うイメージが一般的とされております。

ただ小さい会社と思われがちな合同会社にはアマゾンジャパン合同会社、アップルジャパン合同会社、モンスターエナジージャパン合同会社などむしろ巨大な企業もあることを覚えておくといいかもしれませんね。

4.まとめ

いかがでしょうか?有限責任、無限責任で考えるのであれば、「株式会社・合同会社」「合名会社・合資会社」で考える事ができますが、その他の細かな部分については、株式会社が特有の物として上げられる事が多くなります。

また、株式会社と名前が付くだけで信頼度は増すとも言われていますが、株式会社よりも合同会社の方が、会社を登記するにも安く済みますから、小規模で開始するのであれば最初は合同会社でも良いと言う意見も豊富にあります。

以上、一般的な「会社の種類」について4つに分けて解説させて頂きました。

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