税理士を変更するベストなタイミングや注意点

2018年3月13日

現在税理士と顧問契約を結んでいたり、契約をしていなくても、いつも依頼している決まった税理士がいると言う企業は結構あると思われます。

この税理士を変更したい、もしくは、顧問契約を破棄して新しい税理士にしたい!と思われる企業も沢山あると思います。

この変更について、ベストなタイミングや、注意すべき点とはどのような事が上げられるのでしょうか。

1.税理士を変更したい理由と注意点

まずは、税理士を変更したいと考えるにも理由があると思います。

この理由を明確にしなければ、他の税理士にお願いしても、問題や不安を解決できず、変更した意味がなかったと言う結果になっては困りますから、先にどうして変更したいのかを、再度見極めてみましょう。

変更したいと思う理由としては様々な事情が上げられますが、まず1つ目は、顧問料が高いと言う理由によるものです。

現在は世の中に沢山の税理士がいますが、場合によっては相場の金額より高く見積もって顧問契約料を取っている税理士がいます。

事業を運営していく上でも、資金は必要ですし、なるべく安い値段で同じ仕事をして貰えるのであれば、変更した方が、メリットがあるでしょう。

また、2つ目として上げられるのは、対応力です。

例えば、月に一度だけ来て帳簿等を確認しただけで帰ってしまい、相談したい事や税務関係の不安等がある場合に話を聴いて欲しいと思う事もあるでしょう。

この場合、顧問税理士として最低限の仕事だけをこなしているようでは、不満の素となってしまいます。

また、税務に関する事だけではなく、経営をしていく中であらゆる相談に乗って欲しいと希望される場合もあるでしょうし、企業が成長していく上で、税理士に対するニーズに変化が生じる場合もあります。

これらの事情を把握した上で、今抱えている問題から、変更した事でよりプラスとなる結果になるような税理士選びをする必要があります。
まずは、新しい税理士を選ぶ時、今の問題を解決できる税理士であるのかどうかを見定めるように、注意しながら探す必要があると言えるでしょう。

2.変更するタイミングについて

次に、税理士の変更を考える具体的な目安について解説します。

◆まずは、上記でも上げていますが、会社の成長と共に、税理士へのニーズに変化があった時に、変更を考える時期だと考えます。

◆次に、経営者の変更です。社長が代替わりした場合や引き継ぎがあった場合等に、再検討してみるのも1つの手です。

◆その他に、担当していた税理士が変更になった場合です。それまで担当していた税理士と全く同じ対応をしてくれるとは限りませんから、このタイミングで変更を検討する事も良いと思われます。

以上のような事を踏まえて、変更する事で結果的にプラスとなるように検討しながら考えていきましょう。

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