3分でわかる!法人税と消費税の違い

2018年3月4日

皆さんはよく、買い物等をする際に、一緒に消費税を支払っていますよね?

近年では、消費税が上がるか、しばらくそのままか等について、よくメディアでも話題となっており、消費税は皆さんにとっても身近な税金だと言えます。

一方、法人税が何かを知らない方は結構いるのではないでしょうか?

法人と言うのはそもそも、企業であり、株式会社や合同会社等の事を指しているのですが、この法人にも、法人に充てられる税金があり、つまりそれが「法人税」と呼ばれるものなのです。

今回は、この法人税と、消費税に関する違いについて、見ていきたいと思います。

1. そもそも何が違うのか?

消費税と言うのは、名前の通り消費者が支払うべき税金です。

スーパー等で野菜を買ったり、衣料品店で洋服等を購入した際に、品物の代金とは別で消費税が課せられ、それをレジにて商品代金と一緒に支払いを行います。

しかし、ちょっと考えてみて下さい。

実際に消費税のお金を支払っているのは、購入する消費者ですが、消費者は国に消費税を直接納税しているわけではない事に気付きませんか?
もし、買い物をする時にレシートを貰って、品物だけの代金を支払い、その後税務署に「この商品をこの金額で購入したので、この分の消費税を支払いますね」とやっていればキリがありませんし、はっきり言ってそんな事をするのは面倒で税務署に国民からクレームが殺到することは目に見えています。

では、どういう仕組みになっているのか?と言う疑問が湧いてくるわけですが・・。

想像して頂くと、すでにこの時点でお分かりの方もいらっしゃると思うのですが、消費税と言うお金を支払っているのは、商品等を購入した消費者ですが、これをレジで支払い、消費税分を購入して頂いたお店や会社側が、消費者に代わって納税をする事になります。

ですから、買い物をした人が消費税を負担しているものの、実際に納税者となっているのは、サービスを提供して代金をいただいた企業側と言う事になります。

と言う事は、企業は法人税と消費税の両方の納付者になると言う事なのです。

ちょっと話を難しくしてしまったかもしれませんが、簡単に言うと、買い物をした人から消費税分をもらい、その分を国に負担していますよ~と言う事になるわけです。

2. まとめ

法人として経営等を行っている場合には、法人税や、消費税等が課せられる場合があるのですが、この中にも、購入頂いた消費者から受け取った消費税分も納税していると覚えて頂ければと思います。

一見同じように見えますが、実は法人税と消費税は違うと言う事なのです。

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