クラウド会計のメリット・デメリットとは?

2018年3月1日

そもそも、皆さんはクラウド会計についてご存知でしょうか?

クラウド会計と言うのは、従来のようにパソコンにインストールをしてご自身で管理する会計ソフトとは違い、インターネットの上で、会計に関する様々な処理をする事ができる便利なソフトなのです。

近年では「クラウド化」と言う言葉もよく使われるようになってきていますが、このクラウド化をする事で、インターネットを通じ、様々なサーバーにあるリソースを使う事ができます。

ここでは、クラウド会計を使う際のメリットとデメリットについて解説していきましょう!

1. クラウド会計のメリット

クラウド会計の最大のメリットとして上げられるのは、経理の知識があまりなかったり、経理経験がないと言う方であっても、非常にわかりやすく入力ができる点にあります。

次に、銀行の口座での、お金の出入りに関する細かな明細や、クレジットカードの使用等がある場合に関しても、ご自身で入力せずとも、自動で取得する事が可能な為、手間を省くと言う効果が発生します。

その他にも、便利なものとしては、請求書と連携する事で、売掛金を立てられますし、色々とある作業を省略する事も可能なのです。

また、現状の経営を判断する為に、入力している数字からレポートを作成する事ができます。

例えば、スマホで考えてみると、機種変更をされた場合は、再度同じアプリをインストールし直さなければなりませんが、クラウド会計の場合は、例えPCを買い替えたとしても、再インストールする必要はなく、ソフトは常に最新のものに更新されているのも利点です。

この事からお分かりのように、もしもPCがいきなり壊れてデータが消えてしまった!と言う緊急事態を招く事もありません。

2.クラウド会計のデメリット

上記を読んで下さった方は、非常に便利なものであり、デメリットがないのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、クラウド会計を利用される場合、1番に上げられるデメリットは、利用料が発生する場合があると言う点です。

例えば、月額の利用料や、年間の定期利用料などがかかる場合があるのです。

ただし、絶対に全てのクラウド会計が高額だとは言い切れず、機能が充実しているわりには、安値で使用できるものもありますから、使う前にどれが良いのか、十分調べておくと良いでしょう。

その他のデメリットとしては、ネットバングの開設や、外部サーバーで口座やデータ、クレジットカード等の登録を行いますから、セキュリティの上で何かトラブルが起きた場合は被害が大きくなる可能性は考えておく必要があります。

ただし、近年はセキュリティ面でも向上していますので、神経質になる必要はないと言う事もできます。

クラウド会計ソフトを利用する場合でも、既存のスタンドアローンの会計ソフトを利用する場合でも、あなたの事業形態に最もふさわしいものは何か?ということで、どのソフトを利用するかを考えていただければと思います。

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