税理士と顧問契約を考えるタイミングって?

2018年2月19日

顧問契約とは、確定申告をする時だけ頼むなどの、その出来事やスポット等によって、単発的に税理士に依頼をかけるのとは違い、顧問契約というのは税理士が、その企業の顧問となって税務関係の処理や作成、申請等を行う事を言います。

従って、毎月支払う顧問料も必然的にかかってくるのが一般的でもあります。

顧問契約を結ぶかどうかについては、お願いする企業側の考えにもよりますし、どの程度繁忙なのか?等でも違ってくると思われます。

この顧問契約を結ぶ事を考える時のタイミングって、具体的にはどのような時なのでしょうか?

1. このような場合に顧問契約を考える

1-1.開業時に考える

例えば、個人事業主であっても、開業当時となれば経営者は取引先の確保や、事業を安定させ、軌道に乗せる為にとても忙しくなる事が予想されます。

このような方は、開業当時から顧問契約を結ぶと判断する方もいらっしゃいます。

ただし、開業したばかりですと、顧問契約を結べば、売上がなかったとしても顧問料を支払わなければならない為、多少のリスクを考えておく必要もあると言えるでしょう。

開業時は少ない金額だとしても固定費の支出は頭が痛いものです。

1-2.手が回らなくなったら考える

次に、事業を行う上で、それまでは経営者ご自身だけで税務に関する処理を行う事ができていたとしても、仕事の量が増えてしまい、税務処理までに手が回らない場合、ここで顧問契約を考えるタイミングとする場合もあります。

仕事が沢山ある事は良い事ですが、事業を行っている以上、税務関係の申告や書類作成は必要ですから、忙しくて手が回らない場合に顧問契約を考えるタイミングとなります。

1-3.規模が大きくなった時に考える

会社の規模が、例えば個人事業主から株式会社になった場合等、大きくなった時に、税理士との顧問契約を考えるタイミングとして上げられるのではないでしょうか?

売上が増加したり、従業員が多くなる等、規模が大きくなると、税務関係にもかけられる納税額が違ってくる場合がありますし、規模が大きくなると言う事は、多忙な上に手が回らない可能性が高まります。

このような場合にも、顧問契約を考えるタイミングだと言えるのではないでしょうか。

2.まとめ

いかがでしたでしょうか。
顧問契約を考えるタイミングと言っても、その個人事業主や企業、それぞれの事情があると思います。

そこまで売上がまだない状態で顧問契約をした時、場合によっては顧問契約料が高すぎて本末転倒になってしまったなんて事になっては大変です。

そう言った意味では、契約料もしっかり見極め、税理士を選ぶと言う事も必要になってくると言う事です。

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