領収書とレシートってどうちがうの?

2018年1月31日

皆さんは日々、買い物をしたり、食事をしたりされると思うのですが、この時にレシートや領収書を貰う事がありますよね。

レシートは、買い物などをした際に自動的にレジの機械等から発行されるような物ですが、領収書の場合は、「領収書を下さい」と言ってわざわざ店員から貰うのが一般的だと思います。

これらの、レシートや領収書には、どのような違いがあるのでしょうか?

また、税務的には、何か違いがあるのでしょうか?

今回は、普段身近に手にするレシートや、言って貰う領収書について解説を行って行きたいと思います!

1.そもそも、レシートと領収書には違いってあるの?

レシートと、領収書の大きな違いと言えば、「誰が領収書を貰ったのか?」について、領収書には記載がありますが、レシートには記載が無いと言うのが、皆さんも1番印象に強い違いなのではないでしょうか?

また、領収書には何に使ったかと言う細かい詳細がないのに対し、レシートにはどのような商品や、料理を食べたのか?等の記載があるのも違いですね。

2.経費の精算としては、どうなるの?

会社勤めや、経営者の方々は、仕事上で使ったお金について、経費で精算する事がよくあると思います。

この経費精算には、一般的には領収書がよく用いられますが、領収書がない場合にレシートだけでは清算することは出来ないのでしょうか?

2-1.税務上必要な証明

まず、結論から申し上げますが、レシートでも経費精算することは可能です。

ただ、税務上必要となるものが決まっているので、下記をご覧下さい。

①領収書を作成した店や会社と、その人の名称

②取引のあった年月日

③取引された品物名やサービス名

④取引内容の金額

以上の4点です。

請求書の場合などは、誰が貰った物なのか等を記載しますが、領収書の場合は省略が認められている為、レシートでも経費精算する事は可能だと言うことになります。

3.三万円以上の領収書ってどうなるの?

領収書に記載される金額が三万円以上の場合は、印紙税法と言う法律があり、収入印紙を貼らなければいけないという決まりがあります。

しかしながら、印紙をもしも貼り忘れた場合であっても、領収書の効力には影響しませんので、特に問題はないと言えるでしょう。

問題が起きるのは、領収書を発行する側となりますから、経費として精算をする側には問題がないと言う事になります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

領収書とレシートでは、表記などに違いはあるものの、それらを使って経費精算するには、どちらでも良い事が分かって頂けたかと思います。

是非、日々の精算等にご活用下さい。

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