知っておくべき消費税の仕組みとは?

2017年12月20日

皆さんが普段、買い物をされる場合などにかかる「消費税」ですが、これは買う側である消費者だけが支払うと言うイメージが強いのではないかと思われます。

しかし、会社を経営している場合であっても、売上高が一定の金額を超えた場合に、消費税を支払わなければならないと言うルールがあります。

ここでは、消費税の仕組みについて、基礎的な知識から解説を行っていきたいと思います。

1.消費税ってそもそも何?~基礎知識~

そもそも消費税って何なんだろう?と考えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

近年でも、「消費税が上がる」、「しばらくは現状のまま・・」など、ニュースでも取り上げられる事が多くなっていると思います。

現状ですと、消費税は8%ですから、消費者が何かを購入した際には8%の消費税が課税される事になります。

8%ですから、100円の商品を購入すれば、8円の消費税がかかりますので、支払う金額は108円と言う事になりますね。

しかし、一般の消費者の方は、商品を購入する際に、消費税も含めた金額を支払っているだけで、ご自身で消費税を国に直接的に納めているわけではありませんから、この8%分の消費税は別で、商品等を購入してもらった企業側や、それに関わった方々がお客様の代わりに支払っているわけです。

消費税のようなシステムを取っている税金の事は「間接税」と呼ばれています。

これは、実際に税金を支払っている人と、納めている人が違うという事を意味します。

商品を売る側となる企業は、その商品を仕入れる原価や、製造等を行っており、場合によっては様々な企業が関わっているわけですが、これらもメーカーや、卸売業者、小売業者等がそれぞれ分担して納める事で消費税の仕組みは成り立っています。

そこでは、利益を上げる為にも、様々な試行錯誤をしなければなりません。

ここら辺の話を具体的にしてしまうと、頭が混乱する可能性がありますので、今回は消費税に関する基礎中の基礎を解説しておきたいと思います。

2.消費税を納めなければならない売上高

実は、消費税と言うのは、売上高が税込みで1000万円を超えなければ納付する義務はありません。

つまり、逆を言えば、売上高が税込みで1000万円を超えるようであれば、納付する義務が発生すると言う事なのです。

ポイントは、上記の2点となる「1000万円を超えるかどうか?」と言う事になります。

ただし、これを割り出す場合についても、色々と計算等を行わなければなりませんから、わからない場合については、お気軽にご相談頂ければと思います。

3. まとめ

普段、消費税と言うと、自分が買い物などをする際に支払っている印象が強いですが、企業として運営していく中で、消費税がかかる場合があります。

その事を理解するためにも、税務に関する知識を増やす事が大切だと言えるでしょう。

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