確定申告は税理士に依頼すると費用はどれくらい?

2018年2月27日

確定申告と言うのは、様々な方にする可能性がある申告の1つです。

もし、サラリーマンで会社に勤務されている方で、毎年、年末辺りに年末調整をされている方であっても、医療費の控除を受ける為に申告をしたい場合や、副業で稼いでいらっしゃる方も一定の範囲を超える場合は申告が必要となるケースがあります。

また、個人事業主の場合や、会社を経営している法人等については、必要不可欠な申請となりますね。

この確定申告について、ご自身で行わずに、税理士に依頼をかける場合については、どのくらいの費用がかかるかご存知でしょうか?

今回は、それぞれの場面に合わせて、ある程度の相場で解説をさせて頂きたいと思います。

1. それぞれの確定申告の報酬相場

まずは、前書きで解説のあった医療費等の控除について見てみましょう。

これは内容的にも少ない量で済むと考えますので、大体3万円くらいが相場だと言われています。

次に、個人事業主で税理士に確定申告をお願いする場合ですが、これは白色申告をするのか、青色申告をするのかによって、相場に違いがあります。

白色申告の場合ですと、大体5万円~10万円くらいが相場だと言われていますが、青色申告の場合に関しては、白色申告と比べ2倍くらいの報酬が目安となっているようです。

2.青色申告をする時の報酬相場

現代では、基本的に青色申告をされる方が多いと思われますので、年間の売上と、記帳を自分でするのか?代行してもらうのか?に分けて相場を解説してみましょう。

◆年間の売上が500万円未満の場合

・記帳を自分で行う場合・・・5万円程度

・記帳を代行で行う場合・・・10万円程度

◆年間の売上が500万円以上、1000万円未満

・記帳を自分で行う場合・・・7万円程度

・記帳を代行で行う場合・・・15万円程度

◆1000万円以上3000万円未満

・記帳を自分で行う場合・・・10万円程度

・記帳を代行で行う場合・・・20万円程度

◆3000万円以上5000万円未満

・記帳を自分で行う場合・・・15万円程度

・記帳を代行で行う場合・・・25万円程度

◆5000万円以上・・・それぞれの案件ごとに応相談

以上のような数字が青色申告で税理士に報酬を払ってお願いする相場となっているようです。

上記を見てもらうとお分かり頂けるように、年間の売上が上がる程、報酬の相場も比例的に上がっている事がわかります。

ただし、売上が上がる程、経営者のあなたは本業が忙しいと思われますし、自社で雇っている経理担当だけでは追いつかない可能性も考えられますから、報酬の金額として、依頼内容が見合うのであれば、お願いするのも1つの手ですし、その分手間を省く事ができると言う事になります。

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