5分で資金繰り表がわかる、つくれるようになる

2018年2月21日

まず、皆さんは資金繰り表ってご存知でしょうか?

会社を経営されていない方等にとっては、「聞いたことない」「何の事だろう?」と思われる方もいらっしゃると思います。

少しだけ、想像してみて下さい。

例えば、主婦の方等が使われている家計簿がありますよね?

これには、その月の給料や、食費、光熱費等、収入や支出、そして貯金できた額等を記載すると思います。

これと同じように、会社を経営していく中では、その日や、その月にあった出入金等の記載をした物があり、これが「資金繰り表」と言われるものになるのです。

言わば、その会社の経営自体の羅針盤としての資料だと言う事もできるでしょう。

では、具体的に資金繰り表をもっと詳しく理解し、つくれるようになるにはどうすれば良いのでしょうか?

1. 一般的な資金繰り表

資金繰り表と言うと、一般的には1か月ごとに管理するスタイルを取っている表を現します。

そこには、年度や月が掲載されており、細かい項目に分けて記入できるようになっています。

◆前月繰越
◆経常収支
・経常収入→(現金売上・売掛金回収・手形期日入金・雑収入)
・経常支出→(買掛金支払・手形期日決済・人件費・諸経費・支払い利息)
◆経常外収支
・経常外収入→(固定資産売却・借入金調達)
・経常外支出→(固定資産購入・借入金返済)
◆収支週不足
◆次月繰越
文字だけで見ると、少しわかりづらいのですが、基本的にこのような項目があり、それぞれに合わせて記入や入力を行うものになります。

簡単に言うと、どのくらいの売上があって、どのくらい支払うものがあり、どのくらい借金があるか・・?等をまとめた表ですね。

2.どうやって作れば良いのか?

では、上記の表をどうやって作成すれば良いのでしょうか?

まずは、Excel等を用いて、ご自身でオリジナルの表を作る事もできます。

これであれば、自分でも記入しやすくなりますし、どの項目がどこにあるのか?等が一目瞭然となりますから、管理がしやすいと言うメリットがあります。

次に、インターネットからフォーマットをダウンロードする等し、使用する方法です。

インターネットで検索して頂ければわかりますが、今は色々なサイトにダウンロードできる場所がありますし、近年は金融機関のホームページでも公開されているケースがありますので、参考にしてみて下さい。

また、ダウンロードした物をオリジナルにアレンジする事もできますので、まずはご自身がわかりやすい方法で始めてみると良いと思われます。

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